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ミステリーファン必見!『硝子の塔の殺人』手に汗握る展開の連続で、読み始めたら止まらない 知念実希人さん著|あらすじ・レビュー

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硝子の塔の殺人

(★4.3)
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知念実希人さんのミステリー小説『硝子の塔の殺人』の書評です

密室殺人や巧妙なトリックが散りばめられたサスペンスに満ちた作品で

ミステリー好きには、一度は読んでほしいオススメの本です。

目次がはいる

『硝子の塔の殺人』について

『硝子の塔の殺人』は、2021年7月に実業之日本社から発行された知念実希人さんのミステリー小説

この作品は、知念実希人の著者初の本格ミステリ長編として高い評価を受け、複数の賞を獲得しています。特に本屋大賞でのノミネートと8位入賞は、読者からの支持の高さを示しています。2022年本屋大賞8位

『硝子の塔の殺人』登場人物

一条遊馬:主人公 神津島太郎の専属医師

碧月夜:名探偵 警察の依頼で数々の難事件を解決している

神津島太郎:物語の舞台「硝子の塔」の所有者で、大富豪かつミステリー愛好家

ほか、刑事・霊能力者・小説家・編集者・執事・メイド・料理人の計10人

『硝子の塔の殺人』あらすじ

ミステリを愛するすべての人へ

当作の完成度は、一斉を風靡したわが「新本格」時代のクライマックスであり、フィナーレを感じさせる。今後このフィールドから、これを超える作が現れることはないだろう。
島田荘司

ああびっくりした、としか云いようがない。これは僕の、多分に特権的な驚きでもあって、そのぶん戸惑いも禁じえないのだが――。ともあれ皆様、怪しい「館」にはご用心!
綾辻行人

Amazonより引用

物語の舞台は、「硝子の塔」という一風変わった建物。この塔に集まったのは、名探偵と称される美女をはじめ、怪しげな過去を持つ一癖も二癖もある招待客たち。

塔の中で事件が発生し、次々と不可解なことが起きていきます。

彼らは外界と隔離されており、閉ざされた空間で犯人を突き止めなければならない状況に陥ります。どんどん真実に迫る中で、登場人物たちの隠された背景や、それぞれの目的が明らかになり、意外な展開を迎えていきます。

ぜひ、一度読んでみてください。

硝子の塔の殺人

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『硝子の塔の殺人』レビュー・感想

『硝子の塔の殺人』を読んだ感想としては、まさに手に汗握る展開の連続で、読み始めたら止まらない、そんな一冊でした!

まず舞台設定がユニークで、山奥にそびえる硝子の塔という閉鎖的な空間が、どことなく不気味で謎めいた雰囲気を醸し出しているんです。登場人物それぞれの個性が強く、怪しさ満点で「もしかしてこの人が犯人?」と予想しながら読む楽しさもありました。

また、知念実希人さんならではの緻密なトリックと伏線が散りばめられていて、何度も「えっ、こういうことだったのか!」と驚かされました。最後まで真相が見えないまま進むので、予想外の結末にたどり着いたときは本当にスカッとするような感じがありました。

個人的には、登場人物の心理描写がしっかりしていて、読み手の感情も揺さぶられるように感じました。ミステリー好きやサスペンス好きにはたまらない作品だと思います!

※物語冒頭の、「天医会総合病院の天久鷹央さんも招待したかった、、、」というくだりも知念実希人ファンにとっては、うれしいくだりでした!

著者「知念実希人」さんについて

『硝子の塔の殺人』の著者、知念実希人は1978年10月12日に沖縄県南城市で生まれた日本の小説家兼医師です。

医療ミステリーの旗手として、医師の経験を活かした作品を多く執筆しています。

2011年に『レゾン・デートル』でばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞し、2012年に『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューしました。

代表作には「天久鷹央の推理カルテ」シリーズなどがあり、『仮面病棟』『祈りのカルテ』『硝子の塔の殺人』などのヒット作を執筆しています。

また2018年から2020年にかけて、3年連続で本屋大賞にノミネートされました。

知念実希人さんの作品は、医療知識を活かしたリアルな描写と、人間味のあるドラマ性が特徴で、多くの読者から支持を得ています。

ぜひ一度、読んでみてください。

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